INTERVIEW社員インタビュー
お互いのよさを認め合って働ける会社
ライター
富岡 明日香
ASUKA TOMIOKA
2014年入社
都内の美術大学卒業。旅行が趣味で、国内外にふらりと一人で出かけ美術館、史跡、スーパーを巡る。無類のパンダ好きでもある。
さまざまな原稿にふれて、「書きたい」という思いに
今までの経歴と入社の経緯を教えてください。
新卒で雑誌制作会社に入社し編集アシスタントを経験したのですが、編集者やライターの仕事を目にして、「自分でも書きたい」と思うようになったんです。編集・ライターのスクールに通い、得意分野を持つためにフードコーディネーターの資格も取得しました。その後、知り合いから声がかかり生活クラブ連合会に入職し、生活クラブのカタログやチラシを制作する会社へ出向しました。
2年後にその会社が解散したので、今度は創土社に出向したんですけど、雰囲気のよさに魅力を感じてそのまま社員になりました。最初は組版(※)を担当していたのですが、「ライターか編集職をしたい」と言い続け、今の仕事を担当するようになりました。
(※)組版 … 原稿及びレイアウト(デザイン)の指定に従って,文字・図版・写真などを配置する作業。
(※)組版 … 原稿及びレイアウト(デザイン)の指定に従って,文字・図版・写真などを配置する作業。
「わかりやすくしてくれてありがとう」と言われたい
創土社のライターの仕事内容を教えてください。
主に生活クラブの発行物を制作しています。毎週のカタログに掲載される記事やコラムなど定期的なもののほかに、不定期のチラシやWEBサイトの記事制作もあります。
自分で書くときもありますし、編集やディレクション的な役割を担い、外部のライターやデザイナーと進めるときもあります。生活クラブが伝えたいことをわかりやすく翻訳することを心がけていますね。
生活クラブで使われる言葉や表現は長年生活クラブが培ってきたものがあります。私はライター陣で一番在職期間が長くなったので、生活クラブの考えを周囲に伝える立場にもなっています。これまで経験豊富な先輩ライター達から教えてもらった、読み物の資料などでは分からない微妙なニュアンスなどは、ライターのみんなに伝えていくようにしています。
調べて書くことで、さまざまな知識が身につく
制作するものにはどのような特徴がありますか?
生活クラブの組合員が、組合員の仲間に伝えているような意識で書いています。専門的な話題も多いのですが、なるべく分かりやすい言葉で書くために、記事制作の際には勉強が必要になります。取材に出かけることもありますが、資料をひたすら読み解いて書くことも。難しい内容の記事だと、書いている時間より調べている時間の方が長い気がしますね。
創土社のライターはみんな、口々に「難しい、難しい」と言いながらも、調べて書くことに抵抗がなく、探求心のある人ばかりです。
いつも「話しかけたくなる人」でいたい
仕事をする上で心がけていることは?
もともとピリピリするのは好きじゃないんですけど、人前で話すことに慣れていない生産者や組合員の方々を取材することも多いので、「話しかけたくなるような人」でいるように心がけています。
そのためには、仕事でもプライベートでも自分の考えに固執しすぎず、いろいろな方の話を聞いて意見を取り入れるようにしていますね。
いろいろなことへの興味と根気
創土社のライターはどのような人に向いていますか?
ディレクターや営業と密にやりとりし、ライター同士も意見を聞き合ったりします。「一人で黙々と一つのテーマを深く書きたい」という方より「広く浅くいろいろなことに興味があって、人とのやりとりが好き」という方がなじみやすいかなと思います。
生活クラブの発信を担うので、理想は「誰が書いても生活クラブにとって最良のものになる」こと。書く量もそれなりにあるので、ずっと書き続ける根気も大切になってきます。
お互いを尊重しあえて働きやすい環境
創土社はどんな会社ですか?
新卒の人はおらず、みんな転職組なのでさまざまな経験を持った人が集まり、お互いの能力を信じて、良さを認め合っています。
「みんな違ってみんないい」を体現している会社だと感じています。
とても働きやすい環境です。あとは、食に関わる仕事をしているからか、食いしん坊が多いです(笑)。
創土社での仕事を経てご自身に変化はありましたか?
食、環境、エネルギー、福祉など生きていく上で関わることについて専門的な知識が身につきましたね。環境問題やSDGsに興味を持つようになって、物の選び方や考え方が変わりました。どのように作られているか、つくっている企業の考え方まで知りたくなるようになりました。
また、仕事上では販促物から意見広告のような案件までさまざまな経験を積むことで、編集・ライターである自覚と自信が自然と持てるようになりました。