INTERVIEW社員インタビュー
クライアントとダイレクトに向き合える
営業
千葉 晋
SHIN CHIBA
2018年入社
美術大学でデザイン工学を専攻。5年前から登山が趣味で、休日は国内の百名山などで登山することも。お酒も大好き。
誰かのためになる仕事がしたい
今までの経歴と入社の経緯を教えてください。
新卒でスポーツ教室を運営している会社に入社したのですが、グループ会社の自動車学校で生徒募集や学校をPRする広報を担当しました。その後、広告制作会社や採用コンサルティング会社、PR代理店で制作ディレクターやプランナーとして、幅広く広告制作やツールの制作、企画立案などの経験を積みました。
さまざまな仕事をしながらも、いつも誰かのためになる仕事がしたいという思いがありました。今までの経験を活かせて、一つのクライアントとしっかり向き合えることに魅力を感じ、創土社に入社しました。
同じ気持ちになれる営業マンに
なぜ営業職を志望したのですか?
それまでは制作ディレクターやプランナーとして、営業とも一緒に仕事をしてきましたが「仕事を取ったら終わり」という印象を持ったことも。「自分が営業だったら、もっとクライアントに何を求めているかを聞くのに」と感じていました。「制作の立場がわかるからこそ、同じ気持ちになれる営業マンになれる」と営業を選んだんです。
転職にあたっては、「今まで経験した仕事の中で自分はどのようなことでテンションがあがるかな」と考えました。そのときに、1社目の自動車学校で教習生と話すのがすごく楽しかったことを思い出しました。「美大出たので広告制作」と自分を縛っていたけれど、人と話して何かやるのが好きなんです。創土社の営業は人と話せる上に、これまでの広告の知識を活かせます。
上流から仕事に関われるのが最大の魅力
仕事内容を教えてください。
生活クラブの組合員に向けた販売促進チラシの制作を主に担当しています。受注から納品までスケジュールを作成し制作の進行を管理しつつ、クライアントと社内スタッフとの調整役になります。制作はディレクター、ライターに任せますが、自分でもアイディアや意見を出しますね。ただ原稿を運ぶのではなく、出来上がったものにNGがないかチェックをし、内容や表現についても意見をいうようにしています。
「こういうコンセプトでこういう表現にしました」とクライアントに説明できるように心がけています。生活クラブと創土社の関係は深く、生活クラブから密に連絡や相談を受け、上流から企画に関わって仕事ができるのが創土社の営業の一番の魅力ですね。その反面、「わかっているでしょ」とレベルの高いものが求められます。
御用聞きで終わらない営業でいたい
クライアントに信頼されるためには?
入社したての頃は、自分の主観や世の中の流行りで提案していました。でも、生活クラブは運動であって理念を伝えなければいけません。今は「どのような背景、生産者で、物語が生まれたか」ということを理解し、根拠に基づいて提案することを心がけています。
あとは、まめに顔を出して日頃からクライアントが抱えている課題などを聞きだします。生活クラブ連合会の中に創土社のブースがあるので、事前にアポを取らなくてもクライアントと話しやすい環境です。クライアントから聞いた情報は、社内の制作チームに共有しています。
あえて要望と逆の提案をすることも
どのような人が営業に向いていますか?
考えて動く人ですね。生活クラブと密に仕事するので、YES、NOしか言えないとついていけません。取り扱っているものに関する知識をつけ、判断していかないといけないので、勉強も必要です。
ときには、あえてクライアントの要望と逆のものを出すこともあります。「情報をいっぱい出したい」と言われたときに、「情報が多すぎても読まれない」などと意見は言います。「何も考えていない」と言われないように心がけています。
勝ち負けとは違う勝負
創土社に入って変わったことは?
以前の仕事はコンペコンペ…と常に勝ち負けのある仕事でした。最初はそれがかっこよく思えて、コンペに勝つこともうれしかったです。しかし、コンペのために全く関心のない企画でも、いかに商品を魅力的に見せるかを考えなければならず、だんだんそれが醍醐味と思えなくなっていきました。
生活クラブの取り扱っているものは「ウソがなく」、その魅力を伝える仕事は、シンプルで素敵だと思います。入社前は食に対して興味がありませんでしたが、安心なものを取り入れたいと思うようになりました。